【Java】JSPファイルでHTML出力をする

■JSP

JSP(Java Server Page)とは、サーブレット(※)と同様に、サーバサイドのプログラムである。

(※)サーブレットについての参照先

JSPファイルは、リクエストされるとサーブレットクラスに変換される。

■JSPファイルの書き方

JSPファイルの書き方を以下に示す。

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
    pageEncoding="UTF-8"%>

<%
	ここにjavaの処理を書く
%>

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Page Title</title>
</head>
<body>
	<%= ここにjavaで作成した変数の値などを呼び出す%>
</body>
</html>

JSPは、基本的にHTMLの記載を踏襲しているが、<% %>の中にjavaの処理を記入することができる。
また、作成したjavaで作成した変数の値などを呼び出す際は、<%= %>を使用する。

なお、冒頭の記述は、日本語を使用する際、文字コードをUTF-8に指定し、文字化けを防ぐ。
<%@ page language=”java” contentType=”text/html; charset=UTF-8″ pageEncoding=”UTF-8″%>

■作成するプログラムの概要

「名前、年齢、出身地」を変数に格納し、HTML出力するJSPファイルを作成する。

▼フローチャート

▼画面イメージ

<< >>内は変数に格納した値を出力する。

▼プログラム仕様

入力処理概要出力
名前をセット
年齢をセット
出身地をセット
ブラウザに名前を出力「名前は、<<名前>>です。」
ブラウザに年齢を出力「年齢は、<<年齢>>歳です。」
ブラウザに出身地を出力「出身は、<<出身地>>です。」

▼サンプルコード

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
    pageEncoding="UTF-8"%>

<%
	// 名前、年齢、出身をセットする。
	String name = "aaa";
	int age = 120;
	String prefecture = "東京都";
%>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>名前と年と出身地</title>
</head>
<body>
	<p>名前は、<%=name %>です。</p>
	<br>
	<p>年齢は、<%=age %>歳です。</p>
	<br>
	<p>出身は、<%=prefecture %>です。</p>
</body>
</html>

▼実行結果

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