【Python】 Excel操作:新規作成・Excelファイル読み込み・セルに文字を入力・入力した文字を取得する

■新規作成

Pythonを使用して、Excelファイルを新規作成する。
openpyxlのライブラリを使用することで、簡単にエクセル操作を行うことができる。

▼処理実装概要
Excelファイルを新規作成
Excelファイルを名前(NewWorkBook.xlsx)をつけて保存する。

▼サンプルコード

# -*- Coding: UTF-8 -*-
import openpyxl

# Excelファイルの新規作成(インスタンス)
WorkBook = openpyxl.Workbook()

# Excelファイルを保名前をつけて保存
WorkBook.save('NewWorkBook.xlsx')

# ロードしたExcelファイルを閉じる
WorkBook.close()

▼実行結果
実行した際のカレントディレクトリ直下に、新規Excelファイルが作成されます。

■Excelファイルを読み込み、セルに文字を入力する

▼処理実装概要
先ほど作成した、Excelファイル(NewWorkBook.xlsx)を読み込み、A1セルに「Hello World」と入力し、A2セルに「こんにちは」と入力する。
※なお、A1セルはセル番号を指定し、A2セルは行列で指定する。

▼サンプルコード

# -*- Coding: UTF-8 -*-
import openpyxl

# 既存のエクセルファイルを読み込む
WorkBook = openpyxl.load_workbook(filename='NewWorkBook.xlsx')

# シートの設定(worksheetsは0始まり!!)
WorkSheet = WorkBook.worksheets[0]

# セルに値を入力(セル番号指定:A1セル)
WorkSheet['A1'].value = 'Hello World'

# セルに値を入力(行列で指定:A2セル)
WorkSheet.cell(row=2, column=1).value = 'こんにちは'

# 上書き保存
WorkBook.save('NewWorkBook.xlsx')

# 別名で保存する場合は、ファイル名を先行すればよい
WorkBook.save('NewWorkBook2.xlsx')

# ロードしたExcelファイルを閉じる
WorkBook.close()

▼実行結果

上書き保存と別名保存それぞれ作成されている。

各ファイルを開くと、A1セルに「Hello World」が出力され、A2セルに「こんにちは」と出力されているている。

■Excelファイルに出力した文字を取得する

上記、A1およびA2セルに出力した文字(Hello Worldとこんにちは)を取得する。
※なお、Excelファイルの更新はないため、読み取り専用で開く

▼サンプルコード

# -*- Coding: UTF-8 -*-
import openpyxl

# 既存のエクセルファイルを読み込む(読み取り専用)
WorkBook = openpyxl.load_workbook(filename='NewWorkBook.xlsx', read_only=True)

# シートの設定(worksheetsは0始まり!!)
WorkSheet = WorkBook.worksheets[0]

# セルの値を取得(セル番号指定:A1セル)
print(WorkSheet['A1'].value)

# セルの値を取得(行列で指定:A2セル)
print(WorkSheet.cell(row=2, column=1).value)

# ロードしたExcelファイルを閉じる
WorkBook.close()

▼実行結果

Hello World
こんにちは

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