【JavaScript】JSONデータを読み込み、HTMLへ出力する

■JSON

▼JSONとは

大量のデータを効率よく管理・処理するためのファイル形式として、JSON(JavaScript Object Notation)がある。

なお、JavaScriptに限らず、他のプログラミング言語でも、JSONを使用することはできる。

※データ管理・処理するファイル形式として、他には、カンマ区切りのCSV(Comma Separated Values) やタグを使用するHTML(Extensible Markup Language)などがある。

▼JSONデータの形式

JSONデータは以下のように記述する。

// 1つの場合
{
    "キー項目1":"データ1",
    "キー項目2":"データ2",
    "キー項目3":"データ3",
    "キー項目4":"データ4",
    ...
}

// 複数の場合
[{
    "キー項目1":"データ1-1",
    "キー項目2":"データ2-1",
    ...
},
{
    "キー項目1":"データ1-2",
    "キー項目2":"データ2-2",
    ...
},
{
    ...
}]

■作成するプログラムの概要

・HTMLの画面にてJavaScriptを実装する。

・HTML画面起動時に、JSONデータ(※)を読み込み、「キー項目 -> データ部」形式で出力する。

(※)JSONデータは、日本語と英語の挨拶を設定する。

■フローチャート

■プログラム仕様

入力処理内容出力
JSONデータをセットする。
・形式
日本語:〇〇
英語:△△
■ループ処理:JSONデータの件数分
|キー項目+値を出力する
【HTML】
キー項目+値

■サンプルコード

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>ReadJson</title>
</head>
<body>
    <!-- ここにjavascriptを実装する-->
    <script type="text/javascript">

        // jsonデータをセット
        const sayGreeting = [{
            "Japanese":"おはよう",
            "English":"Good Morning"
        },
        {
            "Japanese":"こんにちは",
            "English":"Hello"
        },
        {
            "Japanese":"こんばんは",
            "English":"Good Evening"
        }];

        // jsonデータの件数分ループ処理
        for(let i = 0; i < sayGreeting.length; i++){

            // 日本語と英語の挨拶をそれぞれ出力し、改行する
            document.write(sayGreeting[i].Japanese + " -> " +
                sayGreeting[i].English + "<br>")
        }

    </script>

</body>
</html>

■実行結果

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