【Java】GUIアプリ:プルダウンリストを作成し、選択した項目に対応するメッセージを出力する

■作成するプログラムの概要

・GUIアプリケーションを作成する。

・プルダウンリストを作成し、「項目1〜3」を設定する。

・プルダウンで選択した項目に対応するメッセージを出力する。

■フローチャート

▼初期処理(コンストラクタ)

▼「確認」ボタンクリック時の処理

■プログラム仕様

▼初期処理(コンストラクタ)

入力処理内容出力
GUI画面の設定をする。
「確認」ボタンを生成する。
ボタンクリック時の処理を設定する。
プルダウンを追加する。
【追加する項目】
・項目1
・項目2
・項目3
※プルダウンの生成は、
「確認」ボタンクリック時の処理でも使用するため、
メンバ変数として宣言する。
プルダウンを画面に追加する。
「確認」ボタンを画面に追加する。
GUI画面を閉じた時、プログラムも終了するように設定する。
GUI画面のサイズを設定する。
横:300
縦:100
GUI画面を可視化する。

▼「確認」ボタンクリック時の処理

入力処理内容出力
プルダウンで選択した項目に対応するメッセージを出力する。【メッセージボックス】
項目値

■サンプルコード

import java.awt.FlowLayout;
import java.awt.event.ActionEvent;
import java.awt.event.ActionListener;

import javax.swing.JButton;
import javax.swing.JComboBox;
import javax.swing.JFrame;
import javax.swing.JOptionPane;

// プルダウン作成クラス
class MakePullDown extends JFrame implements ActionListener {
	// フィールド宣言
	JComboBox<String> comboBox = new JComboBox<String>();
	
	// コンストラクタ
	MakePullDown(){
		// GUI画面の設定
		getContentPane().setLayout(new FlowLayout());
		
		// ボタンの生成
		JButton btn = new JButton("確認");
		
		// ボタン押下時の処理を設定
		btn.addActionListener(this);
		
		// プルダウンの追加
		comboBox.addItem("項目1");
		comboBox.addItem("項目2");
		comboBox.addItem("項目3");
		
		// プルダウンを画面に追加
		getContentPane().add(comboBox);
		// ボタンを画面に追加
		getContentPane().add(btn);
		
		// GUIを閉じた時、プログラムも終了
		setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
				
		// サイズを設定
		setSize(300, 100);
				
		// GUI画面の可視化
		setVisible(true);
	}
	
	// ボタンクリック時の処理
	public void actionPerformed(ActionEvent ae) {
		// 選択したプルダウンに応じてメッセージを出力
		JOptionPane.showMessageDialog(null,
			"選択項目:" + comboBox.getSelectedItem(),
			"プルダウン選択内容",
			JOptionPane.INFORMATION_MESSAGE);
	}
}
	
// メイン処理 
public class SelectPullDown {
	public static void main(String[] args) {
		// プルダウン作成クラスのインスタンス
		new MakePullDown();
	}
}

■実行結果

・画面起動時の初期画面


・プルダウンに「項目1〜3」があることを確認


・「項目1」を選択して「確認」ボタンを押下する。


・「項目2」を選択して「確認」ボタンを押下する。


・「項目3」を選択して「確認」ボタンを押下する。

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