■散布図とは
散布図とは、x軸およびy軸について、それぞれ別のデータ変量を設定し、x軸およびy軸の両者が交わる部分にプロットする図である。
▼イメージ図
■例題
以下のCSVファイルに記載されている、品種の「高さ」「重さ」データに関して、
散布図を作成する。
▼CSVファイル名
CovData.csv
▼データ内容
Height(cm) | Weight(g) |
---|---|
10.3 | 23.4 |
11.3 | 23.6 |
13.5 | 25.5 |
12.4 | 26.3 |
11.3 | 22.2 |
10.4 | 20.2 |
17.1 | 27.7 |
14.9 | 24.8 |
12.7 | 24.9 |
10.9 | 21.1 |
▼プログラム実装概要
CSVファイル(CovData.csv)を読み込む。
読み込んだデータを散布図にセットする。
▼使用するライブラリ一覧
ライブラリ | メソッド | 概要 |
---|---|---|
pandas | read_csv(“CSVファイル名”) | 指定したCSVファイルを読み込む |
seaborn | set() | グラフのデザインを変更 |
seaborn | jointplot(x = “X軸に設定する値のラベル名”, y = “Y軸に設定する値のラベル名”, data =pandas.read_csvで読み込んだデータ, color = 色を指定) | 散布図の作成 |
pyplot | show() | グラフの表示 |
■サンプルコード
# -*- Coding: UTF-8 -*-
import pandas as pd
from matplotlib import pyplot as plt
import seaborn as sns
# CSVファイル読み込み
CovData = pd.read_csv("CovData.csv")
# 読み込んだCSVファイルを出力
print(CovData)
# グラフのデザイン変更
sns.set()
# 散布図に値をセット
sns.jointplot(x = "Height(cm)", y = "Weight(g)", data = CovData, color = 'black')
#散布図を表示
plt.show()
■実行結果
Height(cm) Weight(g)
0 10.3 23.4
1 11.3 23.6
2 13.5 25.5
3 12.4 26.3
4 11.3 22.2
5 10.4 20.2
6 17.1 27.7
7 14.9 24.8
8 12.7 24.9
9 10.9 21.1
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